倫理問題相談委員会

倫理問題相談委員会は、本学会の倫理規定に基づき、会員からの倫理上の相談に対応する委員会です。運営委員会から独立した立場で活動し、主に精神分析的業務における解決困難な倫理的課題について助言を行います。相談は、臨床家および研究者としての成長支援と、会員の倫理意識の向上を目的としています。相談内容の秘密は厳守し、関係者のプライバシー保護に十分な配慮を行っています。必要に応じて、倫理審査委員会への案内や報告も行います。


■ 倫理問題相談の申し込み方法

本学会の正会員の方は、ご自身または他の正会員による精神分析的業務(精神分析、心理療法、コンサルテーション、スーパービジョンなど)に関して、解決が難しい倫理上の問題について、倫理問題相談委員会に相談することができます。
相談をご希望の方は、まず学会事務局に以下の内容を添えて、メールまたは郵送でご連絡ください:

  • ・ご自身の氏名・所属・連絡先
  • ・相談を希望する旨
  • ・相談したい内容の概要(例:スーパービジョン中に生じた倫理的な疑問 など)
  • ・相談の対象となる出来事が起こったおおよその時期

ご連絡いただいた情報は、委員長と副委員長が確認し、相談の内容に応じて、対応を担当する委員を2名決定いたします。相談の対象となるのは、原則として問題が発生してから10年以内の事例に限られます。
なお、相談内容および相談者の情報は厳重に管理し、秘密は厳守いたします。当事者に不利益が生じないよう十分に配慮した上で対応いたしますので、安心してご相談ください。